与根地区の避難民 (豊見城市与根)                      2007年11月撮影

 写真の説明には南部の戦闘地域から救出された避難民とあるが撮影日時や場所は付せられていない。この付近は6月13日頃に米軍が通過して島尻南部に日本軍を追い込んでいるので、それ以降の撮影であることは間違いない。遠方に見える島は瀬長島であり、現在は橋が架けられて那覇国際空港を離発着する航空機の撮影ポイントとなっているが、戦時中は砲台が築かれており米軍から徹底した砲撃を受けた。
 現在この場所は沖合に向かって埋め立てが進められており、当時のこの場所からは瀬長島は全く見ることが出来なくなった。したがって瀬長島が同じ形で見える場所を見つけて延長線を引き、さらに戦前の地図と比較して埋め立てる以前の海岸線を確認して現在の写真の撮影位置に辿り着いた。